そうだ、キューバに行こう

突然だがキューバにどうしても行きたくなってきた。


横柄で傲慢かつ巨大なアメリカに、真っ向から立ち向かってきた小さな島国。
冷戦が終結して、ソ連からの物資の支援が止まってしまい、狙ったようにアメリカから経済封鎖を大幅に強化されたにもかかわらず、自給自足で何とか生き延びてきた国。
その状況から今や世界で他に類を見ないエコロジー国家になっているというのはなんとも皮肉な結果だと思う。
グローバル化という名の元に国家としての個性がどんどん薄れていくこの世の中で、キューバは明らかに別路線を走っている。時代に逆行しているようで、いつの間にか最先端を行っちゃってるんだよね。


この国には絶対、自分の人生観を変えるものがあるに違いない。
自分の中の嗅覚のようなものがそう告げている。


最近のニュースで、最高指導者のフィデル・カストロが実は死亡しているのではないかという噂が、マイアミにいる反体制派キューバ人の間に広まっているという。それは疑わしい噂ではあるが、81歳になって衰弱している状態では、いずれ数年のうちに死を迎えることだろう。
その後のキューバがどうなるかは予測がつかないが、今のキューバは今しか見ることができないと思う。


という非常に長い言い訳で、今年の旅行はキューバに決定。
できれば、本当のその土地の人々・雰囲気を感じ取るために自転車で旅行してみたい。
(もちろん家族と一緒に)