読み書きソロバン
エンジニアにとってソースコードを読み書きすることは、全ての基本だと思う。
スポーツ選手にとっての基礎トレーニング、
ミュージシャンにとっての楽器の練習のようなもの。
でも、その当たり前のことが忘れられている場面を、最近よく見聞きする。
勘違いしたSEが、
「俺はもう上流工程ばっかりやってるから、ソースなんてもう何年も書いてないなぁ。
てゆうか、書かせてもらえないよ」
なんて、妙に得意気に言ったりしている。
楽器が弾けなくなったミュージシャンは、それで生計を立てて行くことはあきらめたほうがいい。
スポーツ選手で基本的な練習を何年もしていないのだとしたら、それはもう引退すべき時期なのだろう。
どんなに歳を取っても、この基本だけは忘れないようにしたい。