本は10冊同時に読め!―生き方に差がつく「超並列」読書術 本を読まない人はサルである!

駅の構内にある本屋でふと目が止まって購入した本。元マイクロソフト社長の成毛さんの読書術を紹介している。


サブタイトルに『「生き方」に差がつく「超並列」読書術』とあるが、
実際は読書術についての解説本ではなく、筆者の読書に対する熱い思いが尖った言葉で綴られている。


「読書をしない人間とはつきあう必要がない」
「ハウツー本を読む人間はばか丸出し」
「40代、50代のベテラン社員ではたらきアリに読ませる本はない」
など、ところどころで刺すような言葉が散らばれていたりするのだが、
内容は正論であり、納得させられてしまう。


「超並列読書術」といっても、
同じ時間に並列で本を読む訳でなく、一日のうちに空いた時間などを利用してジャンルの異なる本を何冊も読むという意味。


しかし、読書家のほとんどは、意識することなく、自然に「超並列」読書術を実践しているのではないか?
読書家というのはいわば「活字中毒」で、ヘビースモーカーの「ニコチン中毒」のようなもの。
空いた時間ができると一服するのと同じで、自然に本に手が伸びる。

そう考えると、そういう読書家のために、仕事中も1時間おきに15分くらい読書時間を取る習慣が社会的に許されても面白いと思う。
だから「喫煙ルーム」ならぬ「読書ルーム」を会社に作ったらいいと思う。

 ドメイン駆動

ドメイン駆動 (Programmer’s SELECTION)

ドメイン駆動 (Programmer’s SELECTION)

Amazonで注文した本が届いた。

ファウラーのPoEAA、エリックエバンスのDomainDrivenDesignのエッセンスを汲み取り、.NET環境での開発に具体的にどう実践するかを記している。

少しだけ読んだけど、久しぶりのヒット本の予感。

監修の尾島さんの言葉がしみた。

「でも我々開発者がドメイン駆動設計を習得しても、いまだウォーターフォールが主流の日本では、あまり役に立たないかもしれない・・・・。それでも、本書は無駄じゃぁない。次の開発であなたがどんな制約を課せられたとしても、本章で述べられている思考方法を適用するならば、次の開発はそれまでよりもはるかにスムーズにすむはずだ。とにかく絶対に役に立つ。」だそうだ。

業界の重鎮もたじたじ

最近ネット上で話題となっているらしい、IPAフォーラム2007の
「IT産業は3Kのイメージが強く、就職において人気がなくなってきているが、どうすればその人気を回復できるか」
という内容。

http://www.atmarkit.co.jp/news/200710/31/ipa.html

IT業界の重鎮と言われる方が、かなりモチベーションを下げる発言を本人は意識せずに語っていらっしゃる。

今問題意識を持って、開発の仕方やビジネスモデルを変えていこうとしている人たちもいっぱいいるけど、
そういう陣営と向こうの陣営でますます二極化していくのだろう。

とりあえず、向こう側(重鎮側)にいても将来がないことは分かった。

思えば叶う

キューバへの旅行の準備をしながら、ふとつまらないことに気がついた。

この前行った、サンチャゴ、ブエノスアイレス、そして今度のキューバの首都ハバナ
これってみんな今まで立ててきたサーバのホスト名だ。


身近な所に自分の願いに関係したものを置いておくと、
意識がその方向に自然に向かい、夢が叶うというのは本当なのかもしれない。