マミーニャのホテル

マミーニャで宿泊したホテルは、もともと近くの銅山で働く労働者が利用するためのものであった。夕食時間には、仕事を終えた労働者が食堂に集まってきて、疲れているのか言葉を交わすことなく黙々と食事をする。
この中で、子供連れのチリ人・東洋人家族の組み合わせは、以上に場違いに移ったのだろう。
何も言わずにこちらをずっと見られているのに、さすがにいたたまれなくなり部屋へ退散する。