カラファテ(El Calafate)

カラファテのバスターミナルは、以外にも大きなものであった。見ると、 リオガジェゴス(RIO GALLEGOS)や ウスアイア(USHUAIA)などアルゼンチンの地の果てにある都市から来ているようであり、地の果て感が高まる。
また、ここでも客引きに付いて、市街地の中心からだいぶ離れた場所にあるホステルを見に行く。
新築であるが、すこし離れている所にあるため、家族3人で2500円(バス・トイレ付き)ほどであったと思う。

徒歩でカラファテの中心地へ移動し、アルゼンチンペソの現金引き出しをATMでする。
チリでは何とかATMの使い方をマスターしたが、ここでは何度やっても現金が出てこない。困ったあげく、後ろに並んでいたおばちゃんに聞いてみると、ATMに現金がストックされていないと出てこないという。このおばちゃんと一緒に別の場所にあるATMに移動し、ようやくアルゼンチンペソを手にすることができた。

時間は、午後3時をまわっている。ここカラファテではシエスタ(昼休み)の習慣があり、ホステルで教えてもらったビュッヘ形式のレストランは閉まっている。そのため、近くの開いているレストランに行き、初めてのアルゼンチンビール(キルメス、QUILMES)とご対面する。

食事の後、明日以降の予定を埋めるために、ツアー会社を何社か周る。
明日はグレイ湖のツアー、明後日は2日間でエル・チャルテンでトレッキングをするという予定にすることにした。

カラファテの雰囲気は、プエルトナタレスとは大きく異なる。カラファテのほうが新しい街であるせいか、お洒落で洗練されているように感じる。街なみも統一感があるように感じる。また、人々の気質も控えめなチリ人とは違い、フレンドリーな感じがする。