カラファテへ移動

カラファテへ移動するために、指定されたバス会社の事務所前に朝7:30に向かう。15分くらい前に到着したがバスどころか、誰も待っている人がいない。しばらくすると、オランダ人の老夫婦がやはりカラファテへ向かうということでやってくる。

このオランダ人は旦那さんが結婚する前の若い時代に船乗りをしており、南米に何回もやってきたということであった。奥さんが非常に明るい性格で、おしゃべりが止まらない。

しばらく話をしながら共に待つが、約束の7:30を過ぎても誰も来ない。オランダ人のお爺さんは心配そうで予約をした宿に確認しに行くということでタクシーで宿に戻る。
8時を過ぎた頃にようやく、事務員と見られる女の人が来る。聞くと出発時間は8:30ということであった。オランダ人のお爺さんも戻って来て一緒にバスに乗り込む。
昨日、レストランで会ったカラファテ出身のミュージシャン一同もやってきて一緒に乗り込む。

プエルトモンを出発して30分くらいで、チリ〜アルゼンチンの国境に入る。ここで生まれて初めてとなる陸伝いでの国境超えを体験する。その後、バスは広大なパタゴニアの風景が広がるRoute40を走り続け、4時間あまりでカラファテに到着する。