プエルトナタレス

エルトナタレスへ戻ると、まずは明日以降の予定を立て、カラファテへのバスの予約を行う。
何社かカラファテへのバスを扱っている旅行会社がいるが、値段はほとんど大差ない。
何社か周り、一番安い金額を提示した会社に予約を入れる。

そのあとは早速食事を取りにレストラン(La Picada de Carlitos)へ。
たった一泊であったが、山小屋で十分とは言えない食事しか口にしていなかったため、体が自然にご馳走を求める。ご馳走とは肉・ワインの黄金の組み合わせメニューであるが。
お腹も満たされ、いい気分になってきたところに、何やら楽しげな男ばかりの一行が店に入ってくる。店の主人とは顔見知りのようで、ちょっと高級なワインを持ち込んできている。
明らかに、プエルトナタレス付近で見るチリ人気質ではない陽気さが漂うため、どこに住んでいるか聞いてみるとアルゼンチンのカラファテから来ているミュージシャンたちだという。
ミュージシャン達はいきなり即興で歌を披露してくれる。


そんなこともあり、パイネに少しばかり未練を残していたわたしたちであるが、一挙に見知らぬ土地アルゼンチン・カラファテへの思いが高まる。